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東川町で御田植祭
8日、東川町にある神饌田にて御田植祭が行われた。
この祭事は毎年5月上旬に、北海道神宮等の主催で今年の米の豊作を祈願して行われるもの。話には聞いていたが、見るのは今回が初めてだった。

伝統的な形式に則り、北海道神宮の宮司らが祝詞をあげ、巫女らが舞い踊り、早乙女達が歌に合わせて一株づつ稲を植えていく。1時間ほどでこの「儀式」は終わったが、何ともいえない感動的なものであった。

田んぼで米を作るなんて昔の人は良く考えたものだと思う。雨の多い気候にとって、この方法は非常に合理的である。また、米は多収性作物であり、一粒の種籾は秋には多くの実を結ぶ。こうして米は古代から日本人の命を支えてきたのだ。

しかしながら、日本の食料自給率は現在39%まで低下している。
さらに最近では、オーストラリアの干ばつやバイオエタノール需要の増加によって、世界的な食糧不足が深刻化している中、国内でも小麦粉の価格が高騰、早くも影響が出始めているのである。
これで日本がパンしか食べない民族だったら、大変なことになっていたであろう。

やはり昔の人達は、この祭事を通じて未来の私達に何かを伝えようとしているのではないか。そのメッセージを翻訳するとこうなるはずだ。「食糧の大切さを忘れるな」と…。


これが東川町にある神饌田。面積は18アールほどだ。

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神饌田に向かう関係者たち。最後尾にいるのは早乙女介助役。

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早乙女が一株づつ稲を植えていく。

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午前中に降雨があったが、御田植祭の直前には晴れた。これも神のなせる技?

農業研究科 | 2008/05/12(月) 01:25 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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