
先日、子供達がある生物をもらってきた。
長男がもらってきたのはサンショウウオの幼生。学校の先生がくれたらしい。
3匹とも順調に成長し、最近になって両手と両足が生えてきた。
時々陸にもあがっているようで、特に問題なく育っている。
次男がもらってきたのはカエルの幼生。いわゆるオタマジャクシである。
友達がくれたとのことだが、先日、ある事件が起こった。
オタマジャクシの個体数が多い割に水槽が小さいため、定期的に水を取り換えなければならない。
水換え直後に事件は起こった。弱ったオタマジャクシを元気のいいオタマジャクシが襲って食べ始めたのだ。いわゆる「共食い」である。
これを見た次男はショックを受け、「もういらない。こんなの嫌だ」と泣き始めた。
もともとカエルは強い個体が生き延びるように多めに卵を生んでいる。悪意をもって共食いしているわけではない。強いものを残すため、共食いという習性が生まれながらにインプットされているのだ。
そうはいっても子供にはショックだったのだろう。
共食いを始めたのは水換えの直後。つまりエサを切らさなければ、共食いは防げるはず。
カツオ節を切らさないように与えると、共食いはおさまった。
自然界のおきてには厳しいものがあるということを、子供たちもわかってくれたと思う。
その中には人間から見て理解できないものもある。オタマジャクシ達はそれが何かを教えてくれた。

こいつがサンショウウオ。エサの取り合いはするが、基本的に平和主義者である。

ご存じオタマジャクシ。見かけによらず、獰猛な奴らである。


