
19日、人事異動の内示が出た。
4月1日から旭川での勤務となる。いわゆる単身赴任である。
かなり前から自分の中で気持ちの整理はついていた。
自分が中学3年生の頃、親父の転勤で道南のある町へ家族全員で引っ越すことになった。
高校受験の直前だった。行きたくないと思ったが、当時は単身赴任がそれほど一般的ではない時代だった。志望校から受験票を回してもらい、引越先の町の高校に入学した。友達と離れるのが嫌だと妹は泣いていた。せめて自分の子供には同じ経験はさせたくないと思った。
しかし、振り返ってみると、中学、高校という多感な時期に、親父もお袋も常に自分の近くにいた。当然、ぶつかることもあったが、すぐそばにいた両親に助けられながら、自分はここまできた。まあ、今だからいえるのだけれど。
単身赴任に対する自分の気持ちに全く迷いはないが、あえていうなら、父親がいないという状況が自分には経験がないということが不安ではある。また、子供達もいつかの自分と同じ微妙な世代となり、家内だけでは手に負えないこともあるかもしれない。
いずれにしても、今まで以上に夫婦が協力してこの難局を乗り切らなければならないのは間違いない。
20日、現在の部署での最後の出張先となる中標津町に来た。幾度となくお世話になった町だ。しばらく来ることがなくなるであろうこの町の風景を収めるべく、朝の散歩に出かける。冷たい風が身にしみてきた。

お世話になったホテル。繁華街が近くて便利。

ホテルの朝食というのははなぜかたくさん食べてしまう傾向がある。

これもお世話になった建物。このビルのスナックにはよく行った。(連れて行かれた)

橋の上から見た標津川。一度ロッドを振ってみたかったな。

手前が「あるる」、奥が「しるべっと」。広々とした空間がいい。

根室の玄関「中標津空港」。遠くには「武佐岳」が見える。

空から見ても、かなり雪が融けてきたのがわかる。

いつも中標津まで自分を運んでくれた「ダッシュ8」。どうもありがとう…。

小樽といえば、ほとんど釣りが目的だったが、16日、久し振りに家族で観光がてら行くことになった。午前中に用事を済ませ、12時過ぎに小樽に向けて出発した。
小樽水族館は残念ながら冬期閉館中。3月20日からオープンするとのこと。仕方ないので、場所を小樽運河周辺に移動して散策を開始する。
手宮にある「小樽市総合博物館」に入ってみる。入館料大人300円、小・中学生は無料である。1階には北海道の鉄道に関する展示があり、他に類を見ない充実した内容。ただし、博物館といっても恐竜の化石の類はない。
「かま栄」で揚げかまぼこを買って食べる。やはり揚げたてをその場で食べるのがうまい。おすすめはパンロールかな。こら、みんな、落ち着け!あっという間に食べて、お決まりの「北一硝子」などを見て回る。
オルゴール堂の近くの「からくり動物園」というところに入ってみた。色々な動物の縫いぐるみがあったので、ワニの縫いぐるみを買う。かなりでかい。どこに置くんだ!これ。
近くの土産店を覗くと、「まりもっこり」が置いてある。ストラップやらキーホルダーやら北海道の観光地にある売店では必ずといっていいほどこいつを見かける。ご丁寧にテーマソングまであるようだ。
このキャラクター、はっきり言って嫌いである。いやらしい目が嫌い!股間が丸いのが嫌い!とにかくその存在が嫌いだ!これのどこがかわいいのか全く理解できないし、これが北海道名物だとすれば、本当に情けない。さらに「おっぱいどう」という思わず目を背けたくなるキャラクターもあるようだが、バカにするのもいい加減にしろ!と言いたい。
あまりのアホさ加減に頭に来たので、冷静さを取り戻すため、新倉屋へ花園だんごを食べに行く。1本84円。おすすめはゴマ味だ。別袋に入ったゴマ粉を振りかけて食べる。このうまさは変わらない。名物とは、こういうものを言うもんだ。機嫌もなおったところで、帰途に着く。
特に目的もなく、ぶらぶらと歩き、食べたり、飲んだりというのが久し振りに楽しかった。
これが毎回というのは、さすがに疲れるが、たまにはこういうのもいいかもしれない。

かまぼこを奪い取る手!ほとんどゾンビ状態だ!

でかいワニの縫いぐるみ。愛嬌ある顔だが、置くスペースが必要。

フライフィッシングをやっている人のほとんどは、フライフィッシングに使うフライ(毛鉤)を自分で巻いている。こうしたフライ作りの材料を「マテリアル」といって、主に海外で人工的に飼育された専用種のニワトリの羽などが使われている。
現在、飼料価格や石油価格の値上がりによって、こうしたニワトリの生産コストが増大し、マテリアル価格が値上がりしているのだそうだ。品質が良いことで知られるW社のマテリアルは、昨年12月に20%の値上げに踏み切ったらしい。
今まで気が付かなかったが、フライフィッシングは、配合飼料を食べて育てられた鳥達の犠牲のもとに成り立っているのである。飼料の価格が上がれば、当然、その影響が出てくるわけだ。
飼料高騰問題は、国内の酪農家、肉牛農家だけでなく、海外のマテリアル生産農家まで全世界に影響を及ぼしている。そしてこのことは釣り人とも無関係ではないのである。目から鱗が落ちた気分になった。

昨日、知り合いの人達と焼肉を食べに行った。
場所は、札幌駅前「アスティ45ビル」の1階にある「プライム」というお店である。
以前、何度か来たことがあるが、ここの焼肉は本当においしい。
北海道産の牛肉を使っていて、カルビ、ロース、サガリなど、高品質な割には安いと思う。
また、北海道産の米を扱っているのもうれしい。まさに「地産地消」の店なのだ。
そういえば、昨日、職場の後輩から、「こんな記事が載っていました」と、ある雑誌のコピーが送られてきた。
その内容は、「地球環境のためには肉食をやめるべき」という切り口で、車を乗り回すことよりも、牛丼を食べることの方が地球温暖化を加速する、といった内容が書かれていた。
また、家畜部門から排出される温室効果ガスは全排出量の18%を占めており、飼料生産に使う化学肥料生産ではCO2の他に、その295倍の温室効果をもつ窒素酸化物が排出され、さらに牛が消化の際に排出するメタンはCO2の23倍の温室効果ガスを持っているという。
さらに、牛肉生産量は、このままいくと2050年には現在の2倍になるとFAO(世界食料機関)が予測しているとのことだった。こうしたことから肉食を見直そうという話なんかが書かれているのである。
車と牛丼を比べること自体、ナンセンスな話なのだが、これがエスカレートして、人間は穀物だけ食べればいい、肉を食べるのはもってのほかだということを他人に押し付けるのであれば、話は別。それは某環境保護団体の主張と全く同じである。穀物だけ食べたいなら、勝手にすればいい。少なくとも自分にはできない。
しかし、牛の頭数が増えれば増えるほど環境に対して負荷を与えるということは理論的にあり得ること。また、飼料を輸入するということは大量の水を輸入しているのと同じであり、その水資源にも限りがあること、その点に関しては、この雑誌に書かれていることは間違ってはいない。
配合飼料価格が高い現在、配合飼料の量を減らし、牧草やとうもろこしなどの飼料に転換することは、環境対策にもつながることである。いきなり全部ということにはならないが、段階的な転換は可能なはずである。
そう言ってもは耕作できる土地の面積には限りがある。温暖化防止のためにCO2だけでなく、メタン削減まで考慮した場合、膨大な面積が必要になり、さらに頭数が拡大すると、環境に対する影響も当然大きくなる。
人類が今さら肉を食べないということはあり得ないし、焼肉が無い生活というのも考えられない。つまり、肉を食べないかどうかということではなく、環境に対する負荷を減らしながら、どのように牛肉を生産していくかということである。
もちろん口で言うほどこれは簡単なことではない。焼肉を食べながら、国民の誰もが、ほんの少しでもこのことを考えること、これが始めの一歩なのかもしれない。

6日、米国の環境保護団体「シー・シェパード」の活動家が在英日本大使館に侵入したとのニュースが新聞に載っていた。同日開催された国際捕鯨委員会(IWC)の中間会合に先立ち、日本の調査捕鯨に抗議してのことだという。先日3日にも南極海で日本の調査捕鯨船がこの団体に薬品等の入った瓶を投げつけられるなどして、乗組員が負傷したとの報道もあった。
捕鯨に反対するグループは、クジラが絶滅の危機にあることを主張する。また、知的でかわいいクジラは環境保護のシンボルであり、これを殺して食べるなどもってのほか、それが調査捕鯨という合法的な行為であっても、これを暴力的な手段で阻止しようとする。もうこれは完全にテロ行為以外の何物でもない。
しかし、調査捕鯨の対象となっているミンククジラは、南極海では76万頭、北西太平洋では2万5千頭も生息しているとのこと。絶滅の危機には瀕していないことは明らかであり、毎年2000頭程度捕獲しても問題はないらしい。また、地球上のクジラが食べている魚介類は、世界の年間漁獲量の5〜8倍というデータもある。どうやらクジラを獲らないだけで全ての問題が解決するというわけにはいかなくなってきているようだ。
現在、捕鯨に反対しているのは、米国、豪州、英国など19カ国。広大な国土を持っており、食料自給率の高い国が名を連ねている。さらに米国や豪州はクジラ肉と競合する牛肉を輸出している国でもある。中には高い飼料を海外に売って大儲けしている人間もいるだろう。米国、英国、豪州もかつてはその油をとるために捕鯨を行っていたことは周知の事実だが、過去に自分達が行っていた行為をタナに上げて反対論を主張しているのである。
一方、日本やノルウェーなどの捕鯨国は、国土も小さく、食料を輸入に頼っており、さらに飼料を輸入しなければ畜産経営も成り立たない現状にある。今のまま配合飼料価格が上がり続ければ、日本の畜産は崩壊する恐れだってある。そうなれば近い将来、牛や豚などの家畜ではなく、クジラなど海洋からの蛋白資源に依存しなければならなくなる日が来るかもしれない。捕鯨の問題は水産だけにとどまらず、農業はもとより食料安全保障に関わる問題でもあるのだ。
こうした中で豪州の対応はあまりにもひどい。日本の調査捕鯨に対して反対しているばかりでなく、「シー・シェパード」の船に母港を提供しているというのだ。これでは豪州もテロ支援国家と変わらない。
また、豪州は昨年12月にやっと環境問題・地球温暖化に関する京都議定書を批准したが、米国は未だに批准していない。米国は、地球温暖化よりもクジラ保護を優先、いや、飢餓に苦しむ人間よりもクジラの保護を優先せよというのだろうか。これを大国のエゴといわず何と言おう。
反捕鯨国の人がクジラを食べないのも、日本人がクジラを食べるのも全て食文化の違いである。インド人が牛を食べないことと何ら変わらないはずだ。では、なぜ日本人のクジラ食だけが非難されるのか。理由は簡単である。この問題が食文化とは全く関係がない別の背景(=事の本質から目をそらさせる、日本を叩きのめす)があることを意味している。今回の事件に関して、政府には毅然とした対応をとってもらいたいと切に思う。
ということで、早速スーパーでミンククジラの刺身を買ってきた。日本人としての誇りをもって、これからも堂々とクジラを食べていきたいものだ。

忘れもしない今年の元旦のこと。
今日は家族全員で私の実家へ年始の挨拶に行く日だ。
慌しく年賀状に目を通している途中、1枚の年賀状を見て手が止まった。
Aちゃんの奥さんからの年賀状だった。
「主人がガンと診断され、半年で亡くなり、今年で3年目になります。
主人始め家族が辛い毎日でした…。」
我が目を疑い、何度も読み返す。全然知らなかった。Aちゃんが亡くなったなんて…。
昨年、Aちゃんからの年賀状が来なかった理由がこの時わかった。
Aちゃんは、青年組織のリーダーとして誰からも信頼される存在だった。
私が右も左も良くわからない駆け出しの頃、組織とはいかにあるべきか、教えてくれたAちゃん。
また、自分が上司に怒られて落ち込んでいる時に飲みに連れて行ってくれたのもAちゃんだった。
すぐに返事を書かなきゃ…。急いで2階の部屋に駆け上がる。
「Aちゃんが亡くなったなんて、今でも信じられない気持ちで一杯です。
以前、Aちゃんの家にお邪魔した時に茹でたてのとうきびを食べさせてもらった。すごくおいしかったことを今でも覚えています。
Aちゃん、俺、今でも頑張ってるから心配しないでくれよ。安らかに眠って下さい。」
書き終わった時、涙腺は限界に達していた。我慢していた涙がポロポロとこぼれてくる。
Aちゃん、何で死んじゃったんだよ。これからじゃないか…。
それから数分経っただろうか。そろそろ実家に行く時間が迫っている。
平静を装いながら、そろそろと1階に下りる。何があったのかと家内や子供達が心配そうに私の顔を見ている。 「さて、そろそろ行くか…」
「わーい、行こう、行こう」
懐にしまった年賀状を胸に、実家へと車を走らせた。
手紙、たかが1枚の紙切れかもしれないが、時に人の心を大きく揺さぶる起爆剤になるものだ。

仕事が忙しくて、しばらく釣りに行けなかったが、久し振りにワカサギ釣りに行ってきた。
場所は、石狩市の真勲別川(まくんべつがわ)。真勲別川と聞いて「どこにあるの?」と思う方も多いと思うが、茨戸川の最下流部をこう呼んでおり、ちょうど札幌ベイゴルフクラブの左側にあたるところである。
普段この辺りは風が強いが、今日3月1日は風がほとんど無く、気温も高め。早速氷に穴を開け、テントを張って釣り始める。何年も通ってつかんだここでのワカサギ釣りのコツはこんな感じである。
(1)穴を開ける位置によって釣果が大きく変わる。釣れるポイントは、シーズン開始時期は向かって左側が良いが、徐々にポイントは右側に移動する傾向がある。
(2)最も多く釣れてくる時間帯は、午前8時から10時の間。なお、10時を過ぎるとぱったり釣れなくなることも多い。
(3)タナはベタ底が基本。ベタ底にすると大型のワカサギが釣れる確率が高くなるが、同時にウグイやカワガレイが釣れてくることも多くなる。
(4)糸は少したるませる感じで置いておき、竿先がモゾモゾと動く寸前で軽く合わせる。竿先がピクピクと動いた時点で合わせてもすでに遅い。
(5)時々シャクリを入れて誘うことが大切。竿をスーッと水平に軽く持ち上げる感じで。
開始早々、当たりがあり、5cm位のワカサギがポツポツと釣れてくる。途中、入れ食いモードに突入。時折、10cmを超えるものもダブルで釣れてくる。今日は早めの11時に納竿。釣果は76匹。この時期にしてはまずまずの釣果である。
釣れたワカサギは、頭と内臓を取り、天ぷらにする。軽く塩を振って食べると最高にうまい!ビールのつまみにぴったりだ。揚げる片っ端から子供達もつまみ食い。あっと言う間に無くなる。
真勲別川のワカサギ釣りもそろそろ終盤が近づいてきたが、氷の厚さはまだ1m以上あり、3月中旬位までは楽しめるかもしれない。ただし無理は禁物だ。自宅から車で20分、そして良く釣れる。私が最も好きなワカサギ釣りポイントの一つである。

揚げた片っ端からつまみ食い攻撃。お皿に天ぷらが全然たまらないぞ!

スキーのメッカ、倶知安・ニセコといえば、グランヒラフやニセコ東山などニセコアンヌプリに位置するスキー場を思い浮かべる人が大半だと思う。
この旭ヶ丘スキー場は、倶知安町のど真ん中、JR倶知安駅裏の「旭ヶ丘公園」に位置する小さなスキー場である。
リフトは1基、コースが短いのは仕方が無いが、リフト券は1日券が大人1500円、子供700円と格安、当然ながらリフトの待ち時間はほとんどない。
滑るコースは3つあり、向かって右側のジャンプ台(現在は使われていない)横の斜面は結構急であるが、何よりも倶知安の町に飛び込むようなロケーションがいい。ちなみにこの日はここで子供達の大回転競技大会が開かれていた。また、林の中を通るコースでは、ジャンプができるので楽しい。スノーボードの人も結構滑っている。
食堂のメニューも格安、ソリ滑り場もあるので、家族連れにとっても安心だ。ヒラフやニセコに行く前のちょっとした練習にもってこいの場所である。






