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美瑛町でランチコース料理
地元産の食材を提供するレストランというのは数多く存在する。
消費者の食の安全・安心に対するニーズが高まっている証拠であるが、期待して入った割には大したことがないものも多い。そんな中、仕事の関係で美瑛町のレストラン「アスペルジュ」で食事する機会があった。

先ず入った瞬間に「ここはちょっと違うな」という感じがする。
白を基調とした建物、大きな窓、無機的な白いテーブルなど、まるで美術館に入り込んだような感覚なのである。

その食材は美瑛産の野菜を使用しており、その盛り付けはもはや芸術の領域。
そして、どの料理も素材の味を生かすような絶妙の味付けであり、濃くもなく、薄くもなく、なぜこういう風になるのかわからない。思わずうなるような料理が次々と出てくるのだ。

おそらく地元産の食材を使ったレストランではトップクラスだと思う。
私自身、全てのレストランに行ったわけではないので、トップクラスという表現は適当ではないかもしれないが、このレストランが上川管内にあることを誇りに思うのである。


苺スカッシュ。飲むと苺の香りと風味が漂う逸品。

IMG_1398.jpg
20種類の野菜を使った一皿。この盛り付けは完全に芸術である。

IMG_1400.jpg
カボチャのプリン。カボチャの味とまったりした食感が絶妙だ。

農業研究科 | 2008/10/09(木) 20:30 | Trackback:(0) | Comments:(0)
事故米問題の本質とは?
先日、農薬に汚染された米が食用として流通された事件が起きたが、その責任を取って農林水産大臣と事務次官が同時に辞任した。この大臣ならそう長くは持たないなとは思っていたが、農林水産省に責任は無いと言い切った事務次官もまた相当のタマだったようだ。
こういうことばかり起きるというよりは、この国の食に対するモラルというのは一体どうなっているのだろうか?

今回問題となった米のほとんどが「ミニマムアクセス米」である。これは86年のガットウルグアイラウンドで決まったもので、わかりやすく言うと、国内需給に関係なく海外から最低限の数量を買わなければならない米のことだ。

この「ミニマムアクセス米」のうち、農薬が混じっていたりして、食用として流通できないものを工業用として使うという条件で業者に売り渡された。これが食用として流通されていたのである。横流しした業者も焼酎とかお菓子に加工されてしまえばわからないと思っていたのだろう。そこにはモラルの片鱗も感じられない。

それでは国の対応には問題がなかったのかというとそうでもない。
もちろん検査体制が甘かったということもあるが、ミニマムアクセス米が売れるまでには保管料という経費がかかり、販売が長引くほど国の損失は増えることになる。まして事故米なら早めに売ってしまいたいという意図も働くはず。癒着があったのかはわからないが、農林水産省にとって事故米を買ってくれる業者は「渡りに船」だったのかもしれない。

あえて言う。今回の問題は「ミニマムアクセス米」というシステムそのものにも原因がある。
考えてみてほしい。どんな商品だってクレームが付いたら返品というシステムがあるのに、ミニマムアクセス米にはそれがないのである。

もちろん不正規流通を平気でやるような業者の肩を持つ気は毛頭ない。しかし、農薬で汚染された米を何食わぬ顔して持ってくる国の責任は問われないで、国内で責任の押し付け合いをしているという構図はどうみてもおかしい。先ずはミニマムアクセス米の制度そのものに欠陥があることをきちんと議論すべきである。

ここをきちんとやらないと、誰が大臣をやろうが、事務次官をやろうが、何も変わらんぞ・・・。

農業研究科 | 2008/09/23(火) 09:48 | Trackback:(0) | Comments:(0)
東川町で抜穂祭


9月8日、東川町の神饌田で抜穂祭(ぬいぼさい)が行われた。
5月の御田植祭で植えた稲を刈り取り、豊穣を祝う伝統行事である。

巫女が舞い、氏子が歌い、早乙女が稲を刈り取っていく。古式ゆかしく行われるこの行事を見ていると、神聖な気持ちになってくると同時に、やっぱり日本は米の国なんだなあと実感させられる。

日本の稲作は縄文時代後期から行われてきた記録があり、湿潤な日本の気候にあった農業形態として現代まで引き継がれてきた。

日本の自給率は現在40%。世界173カ国のうち124番目である。米はもとより食料の大切さを伝承していく意味でも、この行事は大きな意義をもっていると思う。

9月中旬、いよいよ本格的な稲刈りが始まる。豊穣の秋を祈りたい。

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神饌田へと入場する田長(たおさ)と早乙女達。

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氏子たちの歌にあわせて早乙女たちが稲を刈り取っていく。

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刈り取られた稲を「はさがけ」して神前に捧げる。

農業研究科 | 2008/09/10(水) 07:22 | Trackback:(0) | Comments:(0)
家畜市場の風景
仕事でたまに家畜市場に行くことがある。
生産者が育てた牛は、この家畜市場で取引される。いわゆる牛のオークション会場である。

家畜市場にはたくさんの人が集まる。
牛を売りに来た生産者はもちろん、牛を買いにきた生産者、馬喰(ばくろう)と呼ばれる家畜商、JA職員など、それぞれの立場の人がそれぞれの目的を持ってここに集まってくる。

取引の状況は電光掲示板で示される。牛を買う人たちは皆ボタンを持っていて、このボタンを押すと金額が上がっていき、一番高い金額を付けた人が落札する仕組みである。ただし、主取(ぬしどり)といって、売り手の希望する金額に達しない場合は、その牛を売らずに持って帰ることもある。

ここにあるのは、セリ人の元気な呼び掛け、牛を見る人達の真剣な眼差し、そして牛の温かい匂い…
ふとここに来たくなることがある。何故だかわからないが、ここにある「非日常的な日常」というものに惹きつけられるような気がするのである。


牛を通じて様々な人たちが集まってくる。牛を見る目は誰もが真剣だ。

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生まれて間もない牛も売られている。自分には良い牛の見分けがつかない。

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買い手が決まった牛が繋がれている。この日の頭数は少なかった。

農業研究科 | 2008/09/03(水) 00:09 | Trackback:(0) | Comments:(0)
ジャガイモの収穫
23日、家庭菜園のジャガイモを収穫した。

普段ゲームばかりしている子供達も、この日を楽しみにしていた。
葉や茎はすっかり枯れており、いったい土の中にどの位のイモあるのか少し不安だったが、掘り進めていくと、

おおっ!イモがある!

「こぶし大」から「小指先」まで大きさは様々だが、まぎれもなくジャガイモである。
 
夢中で掘り続けて、採れたジャガイモは全部で5kg位。思ったよりも収量は少なかった。
振り返ってみると、アブラムシがいっぱい付いていたにもかかわらず、薬剤は全く使わず、まさに自然のままだった。その結果、早くに茎葉が枯れてしまって収量も少なくなったのだと思う。

やはりきちんとした害虫対策をとらなければ収量はアップしない。すなわち、日本の食料自給率を上げるためには、農薬の適正使用はもちろんのこと、少ない土地で少しでも多く収穫する工夫をしなければダメだということだ。

それはそれとしておいしそうなジャガイモ達である。大地の恵みに感謝しながら、ありがたくいただくことにしよう。


ジャガイモを掘り当てた瞬間がたまらなく嬉しい!

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普段は畑に入らない子供達も夢中で掘っている。

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収穫したジャガイモ。大きさはバラバラだけど、おいしければいいよね。

農業研究科 | 2008/08/23(土) 11:38 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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